1929年に横須賀海軍工厰で竣工した妙高型巡洋艦の1番艦です。太平洋戦争開戦時はスラバヤ沖海戦で英巡洋艦”エクゼター”等3隻を撃沈するなど大活躍をしました。
その後、ミッドウェイ、マリアナ沖海戦等、数々の作戦に従事します。1944年サイゴン沖で米潜水艦の雷撃を受け艦尾を切断、シンガポールに曳航されそこで終戦を迎えた幸運艦です。その大きさは全長203.76m 13000tです。
1/700スケールのウォーターラインの艦船とは
ウォーターラインとは喫水線の事です。吃水線とは船体が水に浮かんだ時の、水面ぎわの線の事です。
上と下では色が変ります。シリーズ名が示すように、艦船の喫水線より下を省略し、水面より上のみをプラモデル化しており洋上モデルとも呼ばれ、水面に浮かんでいる姿を手軽に再現できるのが特徴です。
1971年に静岡の4社が共同で各艦船の制作を分担して日本帝国海軍の軍鑑から始まりました。シリーズ開始当時、艦船模型には国際的な標準スケールは存在せず、本シリーズの充実によって1/700が事実上の国際標準スケールとなりました。
以降、国内外で同スケールの艦船モデルが多数発売されています。このシリーズは今でも改良を加えられ続いている息の長い人気もプラモデルです。
今回は妙高型重巡洋艦を紹介でした。
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