ナポレオン大陸軍28mmフィギュア(1815年ワーテルロー戦役)

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28mmのナポレオン軍のフィギュアたち

最近、仕事が終わった後に自宅で息抜きに作っている28mmのフィギュアを紹介する。大きさは2.8センチ縮尺で言うと1∕64である。以前に紹介したのは15mmでまだ小さい。これはゲーム用の駒が目的。(外国では古くからミニチュアウォーゲームと言うジャンルが有り大人の遊びである。古今東西の会戦を題材にして10mmから25mmまで色々なサイズが有る。最近28mmも各国から発売になってきている。プラモデルもミニチュアモデルも世界的にスケールが大きくなっている。前置きはさてとして1815年の帝国フランス軍のフィギュアを紹介する。皆さんもご存知のナポレオンの百日天下の時の兵隊です。1815年6月18日にベルギーのワーテルローというところでナポレオン率いるフランス軍約7万2千名とウェリントン率いるイギリス連合軍約6万8千名が戦った戦場です。結果はブリュヘル率いるプロシア軍が夕刻に戦場に登場しナポレオン軍の逆転負けでした。195年前の出来事です。

製作途中ですが写真を掲載します。

フランス軍擲弾兵

フランス軍軽歩兵

材質はプラスチックなので組み立てた後にサフェーサーを吹きます。

左の写真がそうです。右はその後に顔と手を下塗りしています。

小さくて老眼の僕には少しこたえますが、好きな事は苦になりません。

塗装は水性のアクリルカラーです。大きなスケール(54mm以上)になると通常僕は油絵の具で仕上げをします。さすがにこのスケールでは無理です。顔と手の下塗りは先にベースを塗ってから陰を入れています。

他の仲間も紹介しておきます。

フランス軍軽歩兵

フランス軍連隊旗手

多分皆さんも我が女王と同じでそんな小さいものを塗って面白いの?

気が狂ってるとしか思われ無いでしょうが、僕は小さな頃から戦略や戦術が好きで本を読みあさっているうちにナポレオンの天才戦術の虜になり、その軍隊そのものにも興味を持ちそしてコスチュームの鮮やかさに虜になりました。それから40年余り本当に気が狂ってるとしか自分でも思われません。

自分なりのライフワークの一つです。

次に少し塗装が進んだ物を掲載します。

帽子等少し塗装が進んだところ

作業は1日1日少しずつしか進みません。水性塗料で乾くのは早いのですが、根気と集中力が続きません。いつも1時間ぐらいですね。昔は3時間や4時間で来たのですが、年のせいか集中力が持ちませんね!

この大きさになると15mmのように手抜きの塗りは出来ませんのでまずシャドウと言って一番暗いと思われる部分に前もって影を入れておきます。その上からユニフォームや袖を塗って行きます。水性アクリル塗料の特性で少し透けますので後から仕上げの際シャドウとハイライトがよくわかります。

白のたすきが一番めんどくさいところです。浮き上がらせてみせる為に輪郭を黒で描きます。息を止めて慎重に描きます。失敗したら大変です。

僕はフィギュアはこのスケールだと一度に12体ぐらいまとめて塗って行きます。乾く時間を待つのと塗料の無駄をなくす為です。もちろん同一の国の軍隊だけですが。もう少し途中経過を。

もう後一歩。

フランス軍擲弾兵下士官

肩章等塗装済み

ナポレオンの老親衛隊

コートの塗装はほぼ終わった状態です。

最後のフィギュアはコートの塗装は下塗りからシャドウ及びハイライトも終わってほぼ終わりの状態です。これから帽子、靴、装備品そして最後に顔の仕上げです。

仏帝国幕僚将校

2ヶ月前から数十体塗っている28mmフィギュアの写真です。マクロレンズで写してみて驚きました。余りの下手さ加減に。
塗っているときはさほど思わなかったのですが、撮影してみると肉眼とレンズを通して見るのとこんなにも違うとは。来年のプラモデルのコンテストに出品しようと頑張っていますが、なんか自信がなくなりました。もちろんコンテストは肉眼での審査ですが、もし写真選考が有れば落選確実です。フィギュア自体はまだつや消しのクリアーを吹いていないのでトーンがそろっていませんが、もう少しましに写ってると思いましたが、ショックでした。ライティングも1灯だけなので、仕方有りませんが。近々に再挑戦です。(でも4倍以上に拡大しているので無理も有りませんが)

28mmの大きさのお人形。仏帝国幕僚将校

今回は簡単に僕の趣味を紹介しました。お風呂のコーティングの色もフィギュアの色を塗っているときにこんな色はどうかなとよく考えます。やっぱり色を塗るのが好きなんでしょうか?

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