チョコケーキのオペラ、パリのオペラ座と関係?その発祥はダロワイヨ

うまいもん巡り
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パリのオペラ座からネーミングされているチョコレートケーキのオペラ。何層にも重ねられた生地やクリームはその黒っぽい色合いとマッチして高級感があります。そのオペラについて調べてみました。

チョコレートケーキのオペラは食感へのこだわり

オペラ座をイメージしたその豪華な雰囲気。金粉をあしらったその姿は高級感に満ち溢れています。

そもそもオペラとはコーヒー風味のシロップを染み込ませた薄い生地の間に、コーヒー風味のバタークリーム、ガナッシュ(生クリームを練ったチョコレート)、ビスキュイ・ジョコンド、グラッサージュを交互に薄くはさみ、7層からなる重厚な味わいのガトーショコラです。

大きさは特注で大きな物は33cm  ダロワイヨ出典

上面に金箔を飾っているのもポイントです。おいしさの秘密は、小麦粉の大部分をアーモンドパウダーに置き換えて作る「ビスキュイ・ジョコンド」と呼ばれる生地、コクがある濃厚な味わいが特長でパティシエの腕の見せ所

この生地がバタークリームやガナッシュと濃厚なハーモニーを奏でた味はきっとあなたを虜にします。

ダロワイヨとは

今は無いのですが大阪の心斎橋にかわいくおしゃれなスイーツの店が有りました。ダロワイヨというフランスのパリが本店のお店です。

オペラサンク 1944円 ダロワイヨ出典

その歴史は古く1802年に創業しました。

創業者のシャルル・ダロワイヨがヴェルサイユ宮殿にてフランス王家の食膳係を務めていたころにさかのぼります。1682年からルイ14世に使えていたことになります。創業者の料理人にとって羨望の的であった職に就き、美食作りを追及したダロワイヨ家は、フランス食文化に名を残す美食の名店として今も高い評価を受けています。

創業は1802年。ナポレオン帝政の時代、きっと贅沢なジョセフィーヌも食べたんでしょうね?歴史の話はさておいて、紹介したいのが写真のオペラです。

ダロワイヨのオペラを食す

何と上品なたたずまいでしょうか。女王からお土産としか聞いて無かったので中身はまるで解りません。

開けてみると、なんとかわいいケーキ、いやこの大きさはアントルメ(食後のデザート)か?フランス語は難しい!

食べてみると何とも言えない生地のおいしさ。これがビスキュイ・ジョコンドなのか。コーヒー風味のバタークリーム、ガナッシュ、チョコレート、グラサージュ(艶を出したり、糖衣をかける事)7層からなる重厚な味わい。なのか

一口サイズになっています。

さすが昔(1955年)からフランス市民に愛されてきたお菓子です。パリでは各パティシエがオペラを作るのも納得です。

余談ですがここは何と僕の大好物のマカロンも季節によっていろいろ有ります。

基本味6種類、ただいま季節限定はユズ、オランジュポティロン(オレンジ風味のカボチャのクリーム)、キャラメルブールサレ(キャラメル味のクリーム)、の3種類です。

いつも取り寄せる青山のピエールエルメとどちらがおいしいか、楽しみです。

ダロワイヨのオペラはこちらから

オペラ | dalloyau
華やかなルイ14世の時代から今日に至るまで、実に多くの人達に愛され続けてきたダロワイヨ。ダロワイヨが誇る、永い伝統に培われた製品はどれも華やかで美しく、優雅な美味しさが特徴です。特別な場面に相応しい逸品の数々をぜひご賞味ください。

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