今年も年に1回の全国賃貸住宅フェアが10月の13日、14日の2日間、開催され無事に終わる事が出来ました。今年は初日から天気に恵まれず、2日目はどしゃ降りと悪条件の中のフェアでした。来場者の公式発表はまだですが去年より少なかった様に思われます。(昨年は1万9千人)
前日に設営を終えているのでこの日は開場の30分前に集合です。
最後の展示パネルの調整も終わり始まるのを待つばかりです。(まだ照明は暗いままです。)
10時きっかりにゲートが明き2日間のフェアがスタートです。でもスタートは良くありません。去年迄は入り口にも人があふれていたのに今年はなぜかまばらです。
今年はそれとランダムに振り分けている浴室途装のブースの場所もリノベーションコーナーから少し外れて高齢者対策やリース会社の固まっているところの一番奥です。
立地条件もあまり良くありません。集客が少し不安になりました。案の定、午前中はゆっくりです。2年目なので社員も要領は解っていて慣れた物です。
去年程ではないので僕も他のブースを見物に。
入り口でセミナーの案内を見て去年との違いを発見。
女性目線のリフォームが人気
やっぱり女性目線が大事と言う事。リプロがお風呂のコーティングで日頃訴えてる事が現実で間違いが無い事を確信しました。来年のブースはこの観点からも何か訴えなくてはと思いました。
この日は偶然にも僕が接客した方は大半が女性でリプロのお風呂リフォームのコンセプトを思う存分話せました。お風呂に置いても女性目線のリノベーションが大事ですと。
1日目もたくさんのリプロのお客様が激励に来ていただき感謝、感謝です。その度にお茶休憩に、7回も行ってしまいました。レストランのミュンヘンでも顔を覚えられる始末です。(さぼり過ぎかな!いや、おもてなしです)
1日目が終わり来場者が少ないので2日目は予定のリプロの作業服のパープルのポロとシルバーグレーの制服は中止してオレンジのつなぎに急遽変更しました。何となく暖色で明るく楽しく行きたいので。
予想通りこの日はどしゃ降りの雨です。来場者が心配されましたが休み前なので順調な客足です。
入り口付近はにぎやかになってきました。
2日目はリノベーションブースの方々に営業に行きました。どのブースも完成写真はすばらしく奇麗なものばかりですが、お風呂の写真はほとんどありません。皆無といってもいいくらいでした。これはビジネスチャンスと名刺交換と営業に、交流もこのフェアの持ち味です。やはり入換えはコスト高でお風呂まで手が回らないとの事。
ただ僕は浴室リフォームをローコストで出来てのお部屋だと思います。それほどお風呂は大事かと。解っていても入換えしか選択肢は無いと皆さん思っているようでした。
お風呂コーティングの同業者の動向
それと同業者も気になるところです。去年は4社でしたが、今年は2社が撤退で1社が新規参入です。新規参入の業者は塗料の全国業者さんです。3ヶ月程前にフェアに参加と聞いておりましたので施工をどうするのか興味がありました。
さすが当社の松岡君は名刺交換をして聞いていました。本部で3日間の講習を経て検定するとの事。少し驚きました。たった3日間だけ!既に100社ほど施工ステーションに加盟しておられました。簡単に施工できる様にプライマーや器具を改良しているとは思いますがコーティング施工はそんな簡単なものでは無いと言うのが僕の本音です。僕の会社は自社施工にこだわり社員全員ベテラン社員に付いて1年間の実地研修を行います。それを経て独り立ちします。もちろん他社の施工班の方々も日々研修でしょうが、施工不良も出る可能性はあります。コーティング業界の発展の為にも皆が良い施工をして欲しい物です。
今回のフェアでも管理会社様やオーナー様の意見の中で何回コーティングの業者を変えても”めくれるのと施工品質が悪い”とぼやいておられました。その理由は施工者の研修の短さだと思います。ただ全国ネットにするにはこの方法しか無いのかも知れませんが。
今迄、大きなクレーム(めくれ等)が無いのが自慢で、また口コミでお客様を増やしてきた当社はあくまで施工にばらつきが無いよう少しずつしか進めませんが。
やり方は古いですが今も1人だけマンツーマンでまるで徒弟制度の様に教育しております。商売拡大よりもこの方法が一番と信じて教育して行きます。ただ地方のお客様にも来て欲しいと言う要望はたくさん有りますのでFCも考えてはおります。リプロのやり方で。
話はかなりそれましたが、今回のフェアで最初に書いた様に女性目線と言うテーマが浮かんで来ております。来年は女性目線のお風呂リフォームと題打ってセミナーを仕掛けてみようかな、と思っています。いや、何とか実現してみせます。来年もより良いものに挑戦です。
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