お風呂リフォームに明け暮れた2012年も終了となりました。1年はあっという間でしたね。今年の印象が深かった浴室リフォームやユニットバスのコーティングを紹介します。
お風呂リフォームで2012年に印象に残った作品
黄色が基調のお部屋のお風呂リフォーム例
一番の印象的なお風呂は毎年5月に施工をしている森川商事さんのハイツ寿見礼シリーズでしょうか。
新婚世帯にターゲットを絞り6月の入居を考えておられ3DKのお部屋を2LDK+収納スペースにリノベーションさせてバリューアップを成功させている例です。
この例は2DKを1LDKにリノベーションされたお部屋のお風呂です。築年数が27年の賃貸マンションでユニットバスは壁がタイルです。
タイルの壁がお部屋に依ってはかなり劣化しており、また浴槽にもくすみや経年劣化が見られました。
まずは完成したお風呂です。
タイルの壁をコンフォートパネル(積水製パロアの塩ビシートを3mmのボードに貼ったもの)を圧着してリフォームしています。
このお風呂リフォームは色目や柄が何百種類もあるのでバリエーションが豊富なのが利点です。
そして経年劣化した浴槽や床、天井をお風呂コーティングしました。(色々なカラーバリエーションが選べて低コストなのが利点です。)
今回の例はお部屋がイエローを基調にしていましたのでパネルのアクセントをパイン調で選びました。
このお部屋の雰囲気を壊さずにお風呂リフォームをするとこんな感じがぴったりだと思います。
お部屋もお風呂も雰囲気は統一したいですよね!
お風呂のリフォームをお考えになる時にはもちろん劣化具合にもよりますが入れ替えだけが方法では有りません。
このようにパネル工法と浴室コーティングとをコラボさせればかなり雰囲気が変わりユニットバスを入れ替えるより廉価でお風呂リフォームが出来ます。
こげ茶色が基調のお部屋のお風呂リフォーム例
同じく森川商事さんのハイツ寿見礼の別のお部屋です。
このお部屋のお風呂のリフォーム例です。
前例と同じくパロアのコンフォートパネルを使用してお風呂の壁をリフォームしています。もちろんその他はコーティング施工です。
両例もアクセント壁にワイド鏡を取り付け少しでも空間を広く見せています。
元のユニットバスはと言うと
ユニットバス自体は27年と言う年月を考えると比較的状態は良井と思います。
しかし、オーナーの森川さんのこだわりもあってお部屋をリノベーションされる時はお風呂は全てリフォームされます。
これは非常に良い事だと思います。常日頃から僕の持論でもあります”減点法の論理”なんです。
どこか奇麗になると奇麗なところには目がいかずに悪いところに目がいってしまう と言う面白い現象を指します。
そう言う論点からもオーナーの森川さんのこだわりは正解なのですね。(それが証拠にいつも即入居者が決まっています。)
この作例の時も3部屋同時に浴室リフォームをさせて頂きましたが来年はどんなお部屋でリプロとしてはどんなお風呂が出来るか楽しみです。
お部屋のリノベーションはここ3年間はモダンアパートメントさんなので次も一緒に仕事ができ、また学ばさせて頂けます。
これにてお風呂リフォーム総集編の(その1)の終了です。(その2)に御期待下さい。
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