日ポリ化工のユニットバスはオールFRP製で壁のサビも心配ないのですが、多くの型式のバスタブのエプロンの部分がエンジ色で劣化すると汚く見えるのでリフォーム方法でお困りの方は多いはずです。
老朽化している日ポリ化工のユニットバスを入れ替えずにローコストのリフォームでデザインも一新させて完成しました。
大阪府の箕面市の賃貸マンションのお風呂です。1棟買いでオーナー様が代わられ、その管理会社様とリフォーム会社様からの依頼でデザイン提案しました。2部屋の施工です。元の浴室はこのように敬遠されがちな3点式(トイレ併設)でした。
古い日ポリのユニットバスを浴室再生塗装でデザインリフォーム
管理会社様から浴槽のエプロンの色目が悪いので塗り替えて、なおかつオレンジ色をどこかに入れて欲しいとの注文でした。現地で正面の壁にラインを入れてみましょうと提案させて頂きました。
そのイメージがこのパースです。
パースでデザインの簡単な提案をするとイメージがつかみやすく好評です。
狭い3点式のユニットバスのリフォームのポイント
- 敬遠される3点式なのでどこかにアクセントを入れるのが望ましい
- しかしアクセントの面積は大きすぎるとうるさくなるので気をつける
- 狭いので、塗装の場合はあまりアクセントに濃い色目は使わないこと
- ベースはオフホワイトが清潔感もあって、また広く見える
以上が3点式のユニットバスのリフォーム(コーティング)で気をつけるポイントです。
3点ユニットバスでのアクセントカラーの効果
便器が併設の3点ユニットバスは欠点がまともに見えて目立つので、それ以上にカラーリングをしたアクセントで目を内見者からそらすのが良い作戦です。
アクセントカラーはうるさくならないように注意すること
1216サイズの賃貸用のユニットバスは壁1面を塗装するとうるさくなるケースが多いです。帯状にすることで程よいアクセントになります。
濃い色目は使わない
1216サイズ以下の場合は狭いのでダークな色目は塗装面積が広くなるとよけいに狭く見えます。
沢山の施工経験からあまりきつい色目は避けた方がよく、と言ってパステル調の薄い色もしっくり行きませんでした。
濃い色目をお勧めしないのは、塗料の色が日塗工の色見本によるものなので、色が濁っていて面積が広くなると見栄えがしません。僕の感覚的なものですが、黒以外はダメでした。
このオレンジやイエロー、ピンクベージュなどが良かったと思います。
出来上がりはパースの提案に、追加で便器のフタもコーティングで塗装してみました。
ベース色はアイボリー系よりもオフホワイトが広く見える
ユニットバス内の大部分はオフホワイトがきれいに見えます。また、広く見えます。
浴室内のカラーはアイボリーが大半でしたが、浴室再生塗装でリフォームする場合はオフホワイトがお部屋の内装にもマッチしますし、一番賃貸に向いています。
洗面器は陶器でコーティング出来無いのが残念ですが、便器のフタのみ塗装させてもらいました。管理会社様、リフォーム会社様にも喜んでいただき新規取引は大成功です。
日ポリ製のユニットバスのこのタイプは壁にタイル調の地模様があり、そこを色々なパターンにコーティング出来るので壁一面でなく、このように横ラインや縦のラインも可能です。
また、日ポリ製のお風呂はエプロンがエンジ色のものが多く、経年劣化で退色し、古めかしいイメージになりがちです。それを浴槽と同色で塗装されるお客様も多いです。
日ポリ製のユニットバスをお持ちのオーナー様や管理会社様で入居率アップのお風呂リフォームを低コストでお望みならお声をかけて下さい。
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