2年前に頑張る家主の会の松浦会長から「お風呂リフォームにおける浴室コーティング」というプレゼンテーションを120名ほどの会員様の前でやらせていただいたのがご縁で、何人かの会員様の賃貸マンションのお風呂リフォームをさせていただいています。今回も口コミでお電話をいただいたオーナー様の浴室リフォーム事例です。
3点ユニットバスの壁パネルと浴室塗装のお風呂リフォーム
大阪の環状線の天満駅前の1ルームマンションです。早速、現地でお会いしてお部屋を拝見し、そして、3点式のユニットバスを見せていただきました。
全体的には奇麗のですが、良く見ると細かなキズやくすみが。そして、さらによく見れば以前に床の張り物やコーティング施工の跡があります。
聞くと1棟買いされたのが5年前で、このリフォームはそれ以前のものでした。(奥様もご存知ありませんでした。)
ここで、今年の新製品を試せる機会をいただきました。その詳細とは!
大阪の環状線の天満駅から徒歩3分ほどの一等地です。立地のおかげなのか空室率はほぼ0とお聞きしました。(建物に入ってみて立地だけではない事が良くわかりました。)
奥様が不満を持たれていたのはくすみやキズもさることながら、お部屋に合わせて少しデザイン性を持ったコーティングは出来ないかと言う事でした。
リプロのコーティングでワンルームの3点式のお風呂のコーティングでアクセントに、もう1色使うのは良くやっているのですが、パステル調や派手な色目は使いたくないとの事でした。
そこで、今年の新製品で計画中のアイデアを奥様に伝えたところ、それで行きましょうとの事でした。
ユニットバスのリフォームのアクセントをパネルでやってみました
そこで問題となるのはお部屋のリフォームなんですが、このお部屋はアジアンティストでブラウン使いなのです。パネルの柄は木目調で横使い、落ち着いた色目と指定されました。
木目調は過去にたくさん施工しているので、コーティングの基本色のミルキーホワイトに合う色目と言う事で選んだのが下記の2番目の写真です。
後日談になりますが、このユニットバスは壁と壁の取り合いが90度になっておらずアールがついており収まりに少し苦労しました。
が、出来上がって引き渡しの折に喜んでおられる顔を見れば苦労した事も吹き飛びます。
もう少し出来上がりを見てみましょう!
このお部屋は退去後にすぐに入居者が決まったそうです。その時点でお風呂リフォームを決定されたオーナーのY様の入居者への配慮も素晴らしいと思いました。
普通なら、余分な出費は避けるものです。それと、感心したのはY様が共有部分をリフォームされている点でした。この共有部分を見ると、オーナー様の入居者への気持ちがわかります。
玄関ドアもダイノックシートで化粧直しされています。廊下も長尺シート貼り、鉄部も再塗装しておられ完璧でした。
この部分も入居率アップには欠かせない要素ですね。
最後にパネルをアクセントに使うメリットを上げてみます。
3点ユニットでのパネルのアクセントの売りはこの点
- ダイノックシートの直貼りに比べて、下地が痛んでいても貼れます。
- コーティングによるアクセントは単色塗りだけで柄は不可能です。
- ユニットバスがサビ等で痛んでいる場合に、その部分の補修費用のコストが半減します。
- もちろん、お風呂の差別化が可能です。
今、思い当たるのはここまでですが、これから製品化するために5種類から7種類ほどの柄選びと、ベースのコーティング部分の基本色選びと一番重要な価格の決定です。
それとお客様に見せるための3Dのパースも作製しなければなりません。11月までに完成させる予定です。
お楽しみに!
コメント
千葉県柏市の築20年の賃貸の一戸建ての借家なのですが、大家さんが何と言われても最低限の美化をしたい・・のでご相談ができるでしょうか?
もちろんできれば大家さんに何がしかのご負担はお願いしたいものの・・。